二上山になぜ大津皇子の墓?夕日絶景ポイントは?

奈良県葛城市から大阪府南河内郡

にまたがる二上山(にじょうざん)は

2つの頂をもつ双耳峰で、

北側の雄岳は標高517m

南側の雌岳は標高474m

です。

 

自然が作りだした

造形美を持つ二上山は

「万葉の山」

としても知られており、

万葉集には二上山にちなんで

詠まれた和歌がいくつか存在します。

 

今回はそんな

二上山の夕日絶景ポイント

二上山に眠る大津皇子のお話

についてまとめました。

 

二上山登山紹介動画

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二上山の夕日絶景ポイントは?

二上山では寄り添う仲睦まじい夫婦

のように見える2つの頂の間に

夕日が沈んでゆきます。

 

とりわけ、

二上山の絶景ポイントとなる

奈良県香芝市の千股池

からは、神々しいほどに幻想的な

二上山の夕日を見ることができます。

 

鏡のような千股池の水面に

映し出された美しい形の二上山、

夕日に染まった赤い雲、

うっすらと藍色になりつつある空が

織りなす風景は、

まるで自然が作りだした絵画

のようです。

 

双耳峰の間に太陽が沈んでゆく二上山は、

いにしえより、

「聖なる山」

として人々に崇められてきました。

 

そのためか、

二上山が天照大神の通り道

であるかのようです。

 
◇二上山の夕日
二上山2

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二上山の展望台はどこまで見える?

二上山の山頂付近の展望台からは、

①奈良盆地

②都が置かれた飛鳥地方

を一望できます。

 

かつての都跡が雄大な大自然に

囲まれている様子は、

いにしえの都の縮図のようです。

 

雄岳から雌岳へと尾根沿いに

歩いていると

①大阪平野

②大阪湾

までをも見渡すことができます。

 

別名「 花の百名山」?

雌岳の南側に立つと、

大阪府下で金剛山、大和葛城山が

連なる金剛山地が眼前に迫っています。

 

金剛生駒紀泉国定公園の一部であり、

花の百名山」

と呼ばれるほど

山麓から豊かな自然が広がっています。

 

特に、二上山の麓にある

国見の丘(二上山ふるさと公園)

から登山道へと伸びる

456段の石段

では四季折々の美しさを

感じ取ることができます。

 

春になると

落葉樹の木々は

淡い新緑の若葉をつけます。

 

梅雨の時期になると

アジサイが満開になります。

 

夏になると

木々の葉は深緑となり、

まるで緑のトンネルに入って

石段を上っているかのような

気分を味わうことができます。

 

秋になると

山全体が一面の美しい紅葉となり

石段に散りばめられた

色とりどりの落葉は、

まるで宝石を散りばめたかのようです。

 

二上山になぜ大津皇子の墓?

二上山の雄岳山頂にある

葛木二上神社の近くには、

大津皇子の墓

があることでも有名です。

 

天武天皇を父に持つ大津皇子は、

若干24歳の若さで

自害に追い込まれた悲劇の皇子

として知られています。

 

日本書紀によると、

大津皇子は文武の才に

秀でているだけでなく、

誰からも愛されていた

人望の厚い人

であったと伝えられています。

 

万葉集は、

若き皇子が謀反の疑いをかけられ

自害に追い込まれた後、

都から離れた聖なる二上山に

その亡骸が葬られた

と綴っています。

 

今もこの聖なる山に眠る

悲劇の皇子の墓を訪れると、

万葉集に綴られた、

大津皇子の姉、

大伯皇女(おおくのひめみこ)

の句が頭をよぎります。

 

「うつそみの 人にあらわれるや

明日よりは 二上山を 弟世とわが見む」

 

弟の死を嘆き、

聖なる山を弟に重ね見ていた

大伯皇女の哀しみに想いを

馳せずにはいられなくなります。

 

二上山地図情報

 

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