長崎を1日でどれだけ観光できるかやってみた!
カテゴリ「九州・沖縄 長崎」この記事は約 2 分で読めます。
以前福岡に住んでいる期間が長く、
たまの休みに九州のどこかへ
日帰りで出かけようと思い、
まだ訪ねた事のなかった
長崎市内に友人と行く事になりました。
友人は佐賀の出身だったのですが、
まだ長崎市内は訪れた事がない
と言う事もありました。
1日限りなので、
かなり限られた行動になります。
そのため往復は博多から
長崎間を走る特急列車を
利用することにしました。
そして当日の朝、
特急かもめに乗車して一路、
長崎へと向かいました。
オランダ坂&大浦天主堂へ
ご存知の方も多いと思いますが、
長崎市内の主な交通機関の手段は
バスか路面電車になります。
昔は路面電車が走る町も
全国でかなりありましたが、
その半分程は廃止になっています。
今でも路面電車が走る
数少ない町のひとつが長崎ですね。
さて、
終点の長崎駅を降りてまず
最初に向かったのはオランダ坂方面です。
長崎市内は殆どが坂の街ですが、
まだオランダ坂は市内でも
緩やかな方でしょうか。
坂の両側には昔ながらの
西洋館が立ち並びます。
地元の方々はあまり
この辺りに住んでいないようで、
他県からの観光地になっています。
そのオランダ坂を登っていくと
いくつか教会が立ち並び、
その中に「大浦天主堂」があります。
日本ではじめてカトリックを
殉教された方々の為に建立された建物で、
キリスト教の教会としては
日本最古のものです。
流石にその佇まいは
歴史を感じさせられるもので、
建造物自体の造りも実に見事です。
グラバー園へ
その後はグラバー園に。
グラバー園と言うとまず、
グラバー邸を想像すると思いますが、
庭園内には様々な建造物が建っています。
どれも昔の外国の絵本に
出てくるような、
おもちゃの館を実際に
大きくしたような感じがします。
訪ねたのは一番寒い
冬の1月末でしたが、
そんな季節でも折々の木々が楽しめる
暖かい雰囲気でした。
一通り巡った後は
また坂を降りて引き返し、
その途中のお土産を売っている
お店でオルゴールを買いました。
長崎平和公園&眼鏡橋へ
言わずもがなですが、
広島と共に原爆の地となった長崎。
市の中心部から少し離れたところ、
爆心地だったすぐ近くに
長崎平和公園があります。
かなり大きな公園の中で、
見るべきものはやはり
その記念像と言えるでしょう。
思ったより大きい銅像です。
投下当時、
被爆者が水を求めて彷徨った事から、
その記念像の周りに
池のようなものが作られています。
石碑を見ていると、
改めて平和の祈りを願わずにはいられません。
この帰りに「眼鏡橋」を観て来ました。
日本最古のアーチ式の橋です。
レンガ造りになっていて、
橋の下が丸い窓のように
なっているので、
それが眼鏡のように見えます。
訪ねた時はもうかなり
暗くなっていましたので、
その川の周辺を散策
出来なかったのが少々残念でした。
こうして長崎市内の
観光を終えて、福岡に戻りました。
長崎市内はかなり坂が多い街ですので、
巡るのは多少疲れるかもしれません。
例えば京都などと同じく、
色々楽しむにはやはり
基本交通機関を上手く利用して、
その上で歩いてまわるのが
一番街の雰囲気を
味わえるのではないかと思います。